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音楽に関する雑記。

こんな世紀末の夜でさえ 〜 林邦洋「降誕祭」

もうイブか……December is the cruelest month、といったところだな。

今年はいろいろ慌ただしかったので、クリスマス気分がまったく味わえずに終わってしまった。まぁいいんだけど。どうせリア充じゃないし。

クリスマスソングといえば、定番もそうでないのもたくさんある。僕の音楽ストックの中にもいくつもあるけれど、ここ数年のお気に入りは、林邦洋「降誕祭」だ。


降誕祭 林邦洋 (HQ)

林邦洋との出会いはどうもよく思い出せない。たぶん、バイオスフィアレコードのチラシか何かだったと思う。もしかしたら、zabadakの楽譜を買った時だったかもしれない。種ともこさんのアルバム『ヘテロ』で彼が作詞作曲して提供した「メモリア」は混喩がすぎて、私の好みではなかった。だから、どうしてMaxiアルバム『思ふ事』を買う気になったのか、どうしてもわからない。しかも、今、CDのラックを見たら『思ふ事』が見当たらない……シングルを大量処分した時に一緒に処分してしまったのか? それともどこかにしまい忘れたんだろうか。

林邦洋は、比較的、哲学的なギターシンガーだという印象を持っている。大柴広己にちょっと印象が近い。

さよならミッドナイト

さよならミッドナイト

  • 大柴広己
  • J-Pop
  • ¥150

クリスマスソングの定番も、そりゃ悪くない。「恋人がサンタクロース」はリア充とほど遠い僕にとっても若い頃の一時期を思い出させるし、「きっと君は来ない」とか「“ともだち”っていうルールはとても難しいゲームね」とか、僕だって聞く。聞かなくたって聞こえてくる。

でもこう、マスメディアに聞かされる歌とはまた違って、自分の感覚にフィットする、気持ちいいクリスマスソングの存在は、たしかにクリスマスをよりMerryにしてくれる。

毎年この時期になると、林邦洋「降誕祭」を口ずさみながら、夜を迎える。

メリークリスマス。ああ、そう、「メリークリスマス」と言えばこれだ。学生時代バンドで弾いたこの曲は、定番中の定番だけど、インストゥラメンタルをあまり聞かなかった学生時代にも大好きだった。しんとしたメロディが素晴らしい。

Merry Christmas Mr. Lawrence

Merry Christmas Mr. Lawrence

もう一度言う。メリークリスマス。