お題スロット
はてなブログが物珍しいので、あれこれ機能を見たりしている。以前Seesaaブログを使っていた。多機能でカスタマイズ性が高いけれど、機能的にははてなブログはだいぶ洗練されている気がする。
試しに「お題スロット」を回してみたら「何回も見た映画」が出たので、今日は映画音楽について書いて書いてみようと思っている。
ラジオDJが主人公の戦争映画『グッドモーニング、ベトナム』
僕はあまり映画をたくさん見る方でもないし、映画音楽に興味が深いわけでもない。印象的な映画を挙げるとなれば、まず挙げるのは『フィッシャー・キング』だけれど、同じ時期に見た、やはりロビン・ウィリアムズ主演の『グッドモーニング、ベトナム』の方が、このラジオブログにはふさわしい。なぜなら、これはラジオDJを主人公にした戦争映画だからだ。『レインマン』を撮った監督バリー・レビンソンが監督をしており、主人公のDJエイドリアン・クロンナウアはロビン・ウィリアムズが演じている。痛快としか言いようのないロビン・ウィリアムズのトークが炸裂する。
戦争映画でありながら、戦闘シーンはほとんどない。ロビン・ウィリアムズの熱演含め、シナリオは抱腹絶倒だ。それでいて、ベトナム戦争の中でベトナムも、アメリカ人も苦しんでいる。闘いが苦しいのではない。仲良くなれないことが苦しいのだ。
珍しく、僕がサントラCDを買った映画でもある。特に意識して買おうと思ったわけではなくて、ブックオフで見かけてせっかくだからと買ったのだけれど、これがなかなか面白かった。劇中でのクロンナウアのDJトークも収録されており、クロンナウアのラジオを聞いている気分が味わえる。
劇中、失意のエイドリアン・クロンナウアが、元気づけてくれたリスナーの兵たちに捧げた一曲。静かにかかるこの歌が、美しい風景と共に印象深い。 What a wonderful world.
Wikipediaによれば、この映画が撮影された時にはまだベトナムとの国交が正常化しておらず、タイで撮影されたとある。
撮影当時は、ベトナム社会主義共和国とアメリカ合衆国の国交が回復していなかったために、映画のロケーションと撮影は、ベトナムの隣国であるタイ王国で行われた。そのため、劇中にタイ仕様の右ハンドル車が多く登場する(ベトナムは右側通行、左ハンドル)。 --via グッドモーニング, ベトナム - Wikipedia
主演女優がちょっと薬師丸ひろ子を思わせる美少女。彼女もまた、タイの人らしい。
2人組デュオゆずのリーダー北川悠仁は、この作品のファン。2003年に本作をモチーフにした『グッドモーニング』という曲を発表している。 --via グッドモーニング, ベトナム - Wikipedia
おや! それは知らなかった。調べてみるもんだね。
映画の雰囲気からすると、元気いっぱい過ぎてちょっとめまいがする。